地産地消という最高のリスペクト

あっという間に10月も終わろうとしています。

「今年はブログ頑張って更新する!」など、、だいぶ前に言っていた気がしますが

・・・忘れて下さい。

ということで、年末までの間に巻き返したいと思います!いや、思ってます(笑)

 

さて、弊社がインポートしたシチリアのワイナリーをご紹介させて頂こうと思います!

 

本日は、

【シチリアでとにかく大人気の地産地消ワイン】です!

 

ワイナリー名は【PUPILLO】

イタリア・シチリア島の南東に位置するシラクーザにあるワイナリーさんです。

 

 

こちらのワイナリー、本当にすごいんです!

まず、シチリアでワインを楽しまれる方でこのワイナリーを知らない人はほぼいません。

(過大広告でも大袈裟な言い方でもありません)

現地でのこのワイナリーさんへの愛着とリスペクトは想像以上で驚くほどです。

そして、みんな美味しいと褒め讃えます。

その証拠に【PUPILLO】のワインは生産量の約95%以上がシチリア島内で消費されてしまっているんです!

まさしく地産地飲ですね!

 

そこまで愛される理由、

一つにはこのワイナリー家族の歴史と関係があります。

 

ワインのぶどう品種にもトレンドがあり、それは全世界を駆け巡ります。

このシチリア島にも世界品種のぶどうの波が訪れました。ワイナリーは、それまで使用していた土着のぶどうによる生産を続けるか、世界品種のぶどうを生産するか、決断を迫られます。多くのワイナリーが世界品種のぶどうを選択し栽培し始めた結果、ある葡萄がシチリアの歴史に埋もれました。

それがシチリア原産のマスカット、[モスカート・ディ・シラクーザ]です。

そんな時代の波に埋もれてしまった葡萄を復活させたのが「PUPILLO」さんです。

理由は、「シチリアが好きだから、その土地のぶどうを使いたかった」と話してくれました。

もちろん、そのために相当の努力を要したのは察するに余りあります。

今では他のワイナリーでも多く使用されていますが、なんと言ってもこのマスカットを復刻させたPUPILLOへは

島中の生産者・消費者からのリスペクトが注がれています!

 

そして、シチリアで愛されている最大の理由は、やはり「シチリアにぴったりで美味しい!」のです。

日本ではマスカットのワインというと、ちょっと軽くて、食事には合わせにくい・・というイメージがあるかもしれません。(勝手な印象でしたらすみません)

でもヨーロッパでは、少なくとも私が訪れたシチリアやクロアチア、ハンガリー、スペイン、そしてフランスでも、ランチでは非常に多くの方がマスカットの白ワインを楽しまれます!

(この光景には最初は本当にびっくりしました。)

でも行く先々で話を伺ってみると、マスカットは地産の品種が非常に多く、地産のマスカットワインはその土地の気候にも食事にもぴったりということを知りました。

つまりマスカットワインは「まさにその地方の文化」といえるほどなんですね。多くの方が注文されていますし、お店の方も自信をもって進めてくれます。

 

そしてもちろん【PUPILLO】のワインは、シチリアの空と風と食事と文化そのものを感じさせてくれるワインです!

[モスカート・ディ・シラクーザ]を100%使用している白ワインは

Cyane」 と 「Pollio」 です。

どうぞ、お楽しみください!

 

魅力あるこのワイナリーについては、また続きを書かせていただきますね。