コルクのカビにつきまして。
弊社はワインを自社倉庫で保管管理しております。
その方が、温度や湿度を細かく管理できることや、
蛍光灯などの光にさらされないというメリットが多いと考えているからです。
もちろん、温度・湿度を丁寧に管理することは手間がかかりますが、
そこまで含めて管理してこそ、ワイナリーから直接仕入れて販売する
インポーターの仕事だと考えています。
さて、この倉庫ですが、
もちろん、ワインにとって理想的な場所となるようにしております。
その結果、コルク外側(キャップの裏側)に黴が生じているものが
散見されます。
これは温度や湿度がちょうどよく保管されている証拠ですが、
ご購入者様の中にはびっくりされる方もおられるものと存じます。
キャップを取ったコルク面にカビが発生している場合は、
抜栓の前にきれいに拭きとっていただけましたら幸いです。
また、出荷前に必ず確認をしておりますが、
万が一、カビがキャップ外側やコルク側面などに発生していた場合は
液漏れによる劣化などの可能性がございますので、その際は
大変お手数ではございますが、ご連絡くださいませ。
カビのお話でしたが、最後は美しかったシチリアの景色で。また伺える日が、日常が、1日も早く戻ることを願ってやみません。