Raffaele Palma

 

世界一美しいと言われる海岸線。イタリア・カンパニア州アマルフィ。

絶壁の入江で潮風に強いレモンやオリーブが昔から栽培されていた。

 

Raffaele Palmaが、この地でワイン造りを始めたのは2005年。

放置されていた葡萄畑をはじめ、オリーブ畑、レモン畑を新たに立て直した。

「土地に対する深い愛」を信条としている彼は、労苦を惜しまずに自然のままのこの土地を大事にしている。

 

ぶどう畑があるのは、海抜50mから450mの急勾配の斜面。

イタリア南部で温暖な地中海性気候とはいえ、強い潮風と日々の寒暖差によってよく熟しつつも酸味を残した非常にポテンシャルの高い葡萄を育てる事が出来る。

「強い海風によって菌が飛んでいくので、カビもつかない」立地を最大限に生かし、農薬は一切使わずに葡萄を育てている。

もちろん、急勾配の畑に機械が入る事などできないので、全て手作業。

一房ずつ、葡萄の状態を確認しながら収穫していくので根気のいる作業だけど、自分の納得するワインをつくるために。

同じく所有しているオリーブ園やレモン畑では多くの動物が住み着いている。

栽培されている葡萄は、どれも土着の葡萄ばかり。

 

伝統を重んじて作業しながらも、最先端の気象観測の設備をもつなど、地区を保全するために進化し続けている。

かつての小屋を作業場にし、太陽光発電システムも備えている。

オリーブオイルや、レモンのリキュール「リモンチェッロ」もオーガニックで造り、地元で大人気だ。

 

いまEUでは、環境に配慮したワイナリーかどうかも重視される大きなポイントだ。

Raffaele Palmaは、EUのBIO認証だけでなく、Natura2000にも順守し、地区の生態系を守りながら生産を行っている。

 

土地にあった、その土地らしさを大事にする『生産者の思い』をグラスの向こうに感じられる1杯を。

 

生産者:Raffaele Palma


D.O.C.コスタ・ダマルフィ

☆EU認証Bioワイナリー
☆2022 「Guida Bio」(イタリア)に掲載。