EU認証BIOワイナリー【Raffaele Palma】
生産者:ラファエロ・パルマ
「Raffaele Palma」はイタリア・カンパーニア州・アマルフィに位置する、BIOワイナリー。
2005年設立。長い間、人の手に触れず放置されていた、葡萄畑を買い取り、自身の夢だった「自然のままの」ワイン造りを進めている。
断崖絶壁の美しい畑では、すべて手作業、サステイナブルなワイン造りを進めている。
D.O.C.コスタ・ダマルフィ
☆EU認証Bioワイナリー
☆2022 「Guida Bio」(イタリア)に掲載。
世界一美しいと言われる海岸線。イタリア・カンパニア州アマルフィ。
絶壁の入江では、昔から「潮風に強い」レモンやオリーブが栽培されていました。
超自然派ワイナリー「Raffaele Palma」
生産者ラファエロは、長い間、人の手に触れず放置されていた、葡萄畑、オリーブ畑、レモン畑を買い取り、自らの農園を2005年に設立しました。
畑は荒れ果てていたものの、放置されていた間も、たくましく育っていた植物は、凝縮した甘味と、アマルフィの味を実に蓄えていました。
「土地に対する深い愛」を信条としているラファエロは、労苦を惜しまずに、自然のままのこの土地を大事にしながらワインを造り続けています。
最高の環境である「急斜面のブドウ畑」
ブドウ畑があるのは、海抜50m~450mの急斜面!
アマルフィは、イタリア南部なので温暖ですが、「強い潮風」と「昼夜の寒暖差」により、ブドウは、良く熟しつつも、酸味を残したまま成長します。
ワインに最も必要な「酸味」を残せるのは、素晴らしい自然環境に恵まれているからなのです。
また、断崖絶壁のこの畑は、無農薬栽培にも適しています。
強い海風にさらされている、この畑は「強風によって菌が飛んでいくので、カビもつかない」からです。
そのため、ブドウの病害も少なく、人工的な農薬を使わなくても、健康なブドウを育てる事ができるのです。
収穫の様子
収穫はすべて手摘み。一房づつ大切に収穫しています。
急勾配の畑には、もちろん機械が入る事などできません。全て手作業で階段を上り下りしながら行っています!とても大変な作業ですが、空気を汚すこともなく自然環境を守っています。
アマルフィの美しい自然を守るために。
伝統を重んじて作業しながらも、最先端の気象観測の設備をもつなど、美しいアマルフィ地区を守るための活動にも余念がありません。
昔から建っていた頑丈な小屋を作業場に再利用しつつ、太陽光発電システムは新たに取り付けてあります。
後世に、この土地らしさを伝えるために。
栽培している葡萄も土着のものばかり(その土地原産の葡萄)です。
農園には多くの動物が住み着き、レモンやオリーブも昔のままで栽培しています。農園にいるミツバチは、果実を守っています。
EUのBIO認証だけでなく、Natura2000にも順守し、地区の生態系を守りながら生産を行っています。
土地にあった、その土地らしさを大事にする『生産者の思い』をグラスの向こうに感じられる1杯を是非お楽しみください。
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