「自然派ワイン」「ナチュール」いま話題のワインの魅力を知ろう！

いまナチュラルワインは大ブームです。専門のワインバーもたくさん増えるほどです！！

「身体に良い！」
「二日酔いになりにくい？」

色々な話を聞きますが、実際のところは、どうなのでしょうか。

実は自然派ワインと名乗るのには明確な基準がありません。出来る限り自然に近い状態でつくっているワインのことを呼んでいます。

また「自然派ワイン」「ナチュール」「ナチュラルワイン」は基本的には同じ意味です。

この記事では自然派ワインの魅力について書きました。自分にピッタリのワインを見つける手助けになりますように。

「自然派ワイン」に対する明確な基準はない！！

実は「自然派ワイン」に対して明確な基準はありません。裏を返せば、ワイナリーや販売店が「自然派」と思えばそう名乗れるということです。

とはいえ、多くの自然派ワインの基準になっているのはコチラです。

できるだけ「添加物を削減したワイン」のことを自然派ワインと呼んでいます。

造り手によって基準は異なるので、ワインのプロフィールを確認しつつ自分の求める自然派ワインかどうか見てみましょう。

「オーガニックワイン」「有機ワイン」とは？

自然派の他に良く聞く名前として「オーガニックワイン」「有機ワイン」があります。

「有機JAS認定」があればOKと思われがちですが、実はこれは有機農法で造られた「ブドウ」への基準であって、ワインへの基準ではないのです。

「自然派ワイン」はなぜ高い！？

しっかりとした基準がないにも関わらず、なぜ「自然派ワイン」は高いのでしょうか？

それは自然派ワインは『手間暇かけて造っている分コストがかかる』からです。

名前の通り「何も手をかけずに自然のままに造って」美味しいワインができる訳ではありません。

今では当たり前の様に沢山使われている「添加物」を使わず、また「酸化防止剤」を極力少なくして美味しい自然派ワインを作るには、当然手間もコストもあがるでしょう。

逆に激安の「自然派ワイン」が売っていたら、いろいろ確かめてみてください。

世界の各地で同じ味で飲めるように工夫しているのが、画一的なワイン

いつ、どこで飲んでも同じような味のワインを手頃に飲めるようにするためには、機械で収穫し、発酵（酵母）から、補酸、補糖・・・そしてさらに味わいの調整を行います。

しかし世界中で「同じ味で販売できる」ので大量に造って安価で売ることが可能です。

自然派ワインは「昔ながらの造り方」をしているワイン

機械と、農薬に頼るワインが主流になった時代を経て「原点回帰」してワインの造り方を、見直すようになった生産者が、近年増えてきました。

農薬に頼らずに育てた葡萄を、手摘みで収穫し、自然酵母を使い、時間をかけて醸造を行います。

自然な造り方をするということはリスクもありますし、生産量は多くありません。

そのため自然派ワインは値段が高いものが多いのです。

身体に良いし二日酔いにならないってホント？

多くの自然派ワインは、たくさんの農薬や化学的な添加物をいれている大量生産のワインに比べて、身体に優しいのは事実でしょう。

しかし先述した通り、明確な基準はないということも事実です。

「自然派ワインだから二日酔いにならない！」という説明にはなりません。

もし「自然派ワインだから二日酔いしない！」というなら『高いものが多いのでガブガブ飲まない！』というのが一番の理由だと個人的に思っています。

お酒は適量を、そして水を一緒に飲むことを忘れずに！

きちんとしたレストランではワインと一緒に必ず水もサーヴしてくれます。

ワインを飲んだら同量の「水」を飲む事は二日酔いにならないポイントです。

ワインの味は自分のコンディションによっても違う！？

ワインは生き物だと良く言います。

同じワインでも「こないだ飲んだ時はイマイチだったのに今日飲んだら美味しい！」と感じた経験ありませんか。

ワインというのは、決して受け身のものではなく飲む側のコンディションも大きく関わってくるものです。

それを特に感じやすいのが、自然派ワインなのです。

言葉に惑わされず！色々試してみましょう。

飲むたびに変わる味わいを楽しめるのが自然派ワインの魅力です。

また自然派ワインは生産量が少ないので、いつでもどこでも手に入らないものがほとんどです。

インポーターが仕入れたタイミングでちょうど買ったり、お店に入荷したタイミングで出会ったり、そんな一期一会があるのも自然派ワイン「ナチュール」の魅力です。

酸っぱくて、あまり美味しくない・・。そう苦手に思っている方。

美味しいナチュールは、本当に美味しいです♡ぜひ色々試して、お気に入りのワインを探してみてください。