BEL AVENIR

ボージョレ地方の北部。

パリからリヨンを経由してアルプスへ。そしてイタリアへと続くRoute6。この大きな幹線道路からジュリエナ村に続きていく道に入ると、風景は牧草地やブドウ畑に囲まれる道になる。そこに[Domaine Bel Avenir]はある。

ブドウ栽培からワインの瓶詰めまでをすべて自分たちで行う小さなワイナリー,「ドメーヌ」が多いのがボージョレ地方。Domaine Bel Avenirもダルダネッリ家が家族で営んでいる小さなドメーヌだ。

 

1920年、ジャン・ダルダネッリ氏はイタリアより移住してボージョレに定住しワインを造り始めた。とても小さな土地からスタートし、1986年に現当主である3代目のアランに引き継いだ。ボージョレの地を深く愛しているアランは、妥協のないワインを目指すために、挑戦を続けている。

小さなドメーヌではすべて手作業が基本。

ガメイの持つポテンシャルを十分に引き出すために冬の剪定は丁寧に行う。毎年異なる天候に耳を傾けながら、ブドウの状態を見極め、ベストなタイミングを見計らって収穫する。もちろん手摘み収穫だ。現在、5つのクリュ・ボージョレ区画を含め、多様な畑を持っているこのドメーヌでは、それぞれの立地や土壌で、最適の方法を見極め、同じブドウにも関わらず、それぞれの個性を持った違う味わいに仕上げている。

醸造はじっくりと時間をかけて行い、ガメイから美しいルビー色を引き出す。その後、地下のセラーで熟成。ワインが十分な力強さを発揮するまで、見守り続ける。アラン曰く、理想の飲み頃のスタートは、さらに5年ほど瓶内熟成してから。5年経ってもガメイらしいチャーミングな香りから始まり、どんどん変化していく複雑な香り、豊かな風味と瓶内での熟成香。かつて、収量が多く薄いガブ飲みワインと称され、ブルゴーニュ公から追い出された「ガメイ」は花崗岩土壌で丁寧に管理されて醸造されることによって10年以上の熟成にも耐えられる力強いワインになっている。

才能と情熱により、信頼と実績が必然と増していったアランは、今では6村のクリュ・ボージョレの区画に畑を持ち、「コストパフォーマンスに優れた飲むべきクリュ・ボージョレ」とフランスのワイン雑誌で何度も紹介され、地元の人に愛されている。

現在、娘のローラも加わり、18haに及ぶ偉大な畑を管理している。

2019年にはHVE認証を取得し、ダルダネッリ家は家族の素晴らしい遺産とも言える偉大な土地から、この上ないワインを造り続けている。

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