PUPILLOが復活させた葡萄

PUPILLO家の敷地は広大でした。

大切にされている葡萄の木。

ワイン用ではありませんが長い樹齢で貴重なもの。

堂々と美しくそびえ立っていました。

 

敷地内を見学させていただいた後は

1本1本の説明をお聞きしながらの試飲。

ここでワイナリーの歴史について当主からお話を伺いました。

1980年代にニーノ・プピッロ氏が当時既に忘れ去られていた

土着品種の「モスカート・ディ・シラクーサ種」を

この石灰質土壌の畑に植え、復活させたとのこと

それによってこの土地でのモスカート種の評価が再確立されるようになったのです。

今ではシラクーザの多くのワイナリーで、この種のワインを生産するようになりました。

忘れられていた、この種は現在では最も愛されている葡萄の品種の一つです。

これはPUPILLO家にとって、そしてシラクーザにおいて。偉大な功績となりました。

 

イタリアの最南である、この土地において、ぶどうに心地よい酸を残すために

収穫日を遅らせないことが非常に重要なこと。

なんと、早いもので7月後半!

空気の冷たい朝のうちに収穫されます。

熟成はステンレスタンクで。

これによってピュアな果実味、爽やかな飲みごたえが実現されています。

 

歴史の重みを尊重しつつ新しいものを取り入れるPUPILLO家のワインは

地元からも高い評価を得ており、シラクーザの多くの人気レストランで取り扱われています。

何より、年間生産量の9割をシチリアで売り切ってしまうので海外でお目にかかることは稀。

そんな素晴らしいワインを、この度。

日本に紹介できることになったのです。

 

美しいワイナリーはウェディング会場としても大人気!

訪れた日も、準備の真っ最中でした。

こんなところでパーティなんて、素敵ですね!

 

地元で愛され、飲み干されてしまう味を。

どうぞ、ご堪能ください。

 

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