シャンパンを「泡」と呼ぶ人って苦手!?

 

『シャンパンとかのことを「泡」って呼ぶ女性って気取ってて苦手。』

特にカジュアルなレストランでの様子について、良くSNSで話題になる、あるあるです。

しかし!こう呼ぶワイン好きの人は「気取っている」よりも「良く知っているので気を遣って泡と言う」人も多いのです!

特に「高級フレンチではシャンパーニュ」と言い、カジュアルなお店では、あえて「泡」と呼ぶ方がいたら、気遣い屋さんなんだろうな・・と思います。

なぜなら産地によって異なる「スパークリングワイン」の名前を「泡」とひっくめることで、周りにも気を遣わせないからです。

カジュアルなレストランで、「最初は何にしよっか?」と誰かが聞いた時に、

「まずは泡が良いな!!」

と答える人がいたら、気取ってると決めつける前に、「あるある」から離れた見方が出来る本音があるかもしれません。

その為にも、まずは「シャンパン」と「スパークリングワイン」の違いからおさらいしてみましょう。

 

なぜシャンパンを「泡」と呼ぶ?

いろいろな理由がありますが、もともとは酒販系の「業界用語」だと言われています。

すべてのスパークリングワインを、ひっくるめて「泡」と呼ぶ人が多いことや、ワインの種類にも「タイプ:泡」というのもあるからです。

もちろんビールだって発泡しているので「泡」と呼ぶ人もいますよ。

 

シャンパンとスパークリングワインの種類とは?

世界には、沢山のスパークリングワインがあります。

その中のフランスのシャンパーニュ地方で造られたものだけを「シャンパン」と呼びます。

有名な話ですが、それ以外のものは基本的に「シャンパン」と呼んではいけません!

同じフランスでも違う地方であれば「クレマン」という呼び名があります。

スペインなら「カヴァ」。イタリアであれば「フランチャコルタ」などがあります。

なんとなく聞いたことある名称も、多いのではないでしょうか。

しかし、こうした名称を名乗るには、国はもちろん、葡萄の種類や製造方法など、決められた基準を守らないといけません。

その基準以外で作ったり、スパークリングに対して規定の名前が無い国では「スパークリングワイン(英語の場合)」と呼ぶのが普通です。

 

どんなレストランでも通用するのが「泡」だから

世界には沢山のスパークリングワインがあることが分かりました!

こうした名前をすべて区別して呼ぶのは大変です・・。

また「創作和食」のレストランや、中華レストラン、カジュアルなレストランでは、どこのスパークリングワインが置いてあるのかは分かりません。

そんな時に、どんなワインリストにも対応できるのが「スパークリングワイン」という用語です。

そして「スパークリングワイン」は長いので「泡」と簡単に答える人が多いのですね。

 

カジュアルなレストランで「泡」と呼ぶ人は、気遣い屋さん?

最初に書いたように「泡」と呼ぶ人の中には、いわゆる気取ってる人もいますが、気を遣っている人もいます。

どんなワインメニューがあるか分からないので、どれでも通用する「泡」が便利だからです。

例えば、フレンチに入ったとしましょう。

ワインリストには、シャンパンがあることがほとんどですが「クレマン」や「ヴァンムスー」など他の「泡」しかないこともあります。

特にカジュアルなフレンチでは、そうかもしれません。

また一緒にいる人は、シャンパンよりお手頃価格の「泡」を選びたいのかもしれません。

「シャンパンは何がありますか?」よりも「泡は何がありますか?」の方がスムーズな事を、気遣いさんは知っているのです。

カジュアルなイタリアンレストランに入ったとしましょう。

「フランチャコルタ」や「プロセッコ」のような名称もありますが、多くはイタリア語でスパークリングワインを意味する「スプマンテ」と呼ばれます。

知っている人こそ「このレストランには何のスパークリングワインがあるのだろう?」と考えてしまい、「泡」と一言で表現するのが一番簡単だと知っているからです。

特に、あまり親しくない人と一緒の場合「泡」と呼ぶ方が無難な場合が、実は多いのです。

 

高級フレンチなら「泡」よりも「シャンパン」と言いたい

もし高級フレンチならば、ほぼ100%、ワインリストに「シャンパン」があります。

この場合は「泡」と呼ぶよりも「スタートはシャンパンにしましょう」の方がエレガントでしょう。

 

カジュアルなレストランでは「泡」と言うのが手っ取り早いというのが本音!

和食や中華レストラン、おしゃれ居酒屋でも、色んなスパークリングワインを置いているところが増えました。

次に、カジュアルなお店で「泡にしましょうか!」と言っている人がいたら、「気取り屋さん」と見るよりも、「おっ!色々知っている方なのかも!」と思ってみる方が楽しめるかもしれません。

もちろん、そんな事で人柄は分かりません。

でも「泡と言うには、こんな理由があるのかも・・」と知っていると、ちょっとだけランクアップできますよ。

『シャンパンのことを「泡」って呼ぶ女性って気取ってて苦手』でも、

『どのスパークリングワインの注文になるか分からないから「泡」って呼ぶ人』だったら、

気遣いの出来る、ワイン好きさんかもしれません。